二十四節気・穀雨~いよいよ令和がスタート

こんにちは!「いろどり」応援コンサルタントのまゆりんです。

いよいよ新しい年号の「令和」がスタートしましたね!
みなさん、新しいスタートをどんな気持ちで迎えていますか?

わたしは、平成の最後に、
昭和~平成~そして令和も信頼の輪でつながている友人たちと、
平成最後の上高地開山祭(4/27)に参加してきました!
マイナス8度の冷たい粉雪の舞う中、
青い空とのコントラストがきれいな真っ白な穂高連峰を眺めながら、
今年1年の北アルプスの(そして自分の)安全登山を祈りました!

上高地・河童橋からの穂高連峰

たまたま、TBS系のニュースで、友人たちとの写真撮影が放映されて、
全国の友人・知人からメッセージがきました(笑)
上高地開山祭のニュース

さて、遅くなってしまった二十四節気ブログですが、
清明から15日後の4/20から、「穀雨(こくう)」に入りました。
二十四節気の春は、立春に始まり、穀雨が春の最後を告げます。
平成と令和にまたがった二十四節気が、この穀雨になります。

「穀雨」は、穀物を育てるための雨、
五穀豊穣を願う田畑には大切な雨です。
春のやさしい雨で潤った田畑は種まきのシーズンを迎えます。
穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。

先日の上高地開山祭の帰り道で、
松本で満開の桜をたくさん見ることができました。
桜前線は北上し、東京では桜に代わってハナミヅキが街路樹をいろどっています。

そして、穀雨が終わるころに、八十八夜を迎えます。
立春から数えて88日目にあたる日で、
今年は5/2です。

八十八夜といえば、『茶摘み』。
お茶摘みの最盛期です。
八十八は末広がりの字が重なることから縁起が良いとされています。
また、「八十八」という字を組み合わせると「米」という字になることから、
五穀豊穣を願う特別重要な日。
この日に摘み取ったお茶を飲むと長生きできるという言い伝えがあるそうです。

まもなく立夏を迎えます。
たしかに雨が多くなってきましたね。

恵みの雨を楽しむマインドをもつ

平成から令和へつながる日も、雨が橋渡しする空模様でしたね。
わたしはアウトドア派なので、
休日は、晴ればかり祈っているのですが、
なんと!! 「雨の日が好き」という人に職場で出会いました。

もちろん、学生時代は「雨で練習がお休み」⇒ちょっとラッキーなど、
ありました。でも!!
大人になってからは、休日は晴れて山に行きたい!
子どもの運動会は晴れて欲しい!など。
雨乞いとは無縁の日々。

でも、「雨の日が好き」という自称「雨女」さんいわく、
「雨の日には、よい思い出がたくさんある」
「雨はラッキーを運んでくれる」
というのです♥

わたしとはまったく別の考えなのですが、
それはそれで、ステキな発想なのだと思いました。

考えて見れば、「穀雨」は恵みの雨。
「雨乞い」も、農耕民族には大切な儀式ですよね。

4月半ばからの2つのセミナーが無事終了しました❣️

受講者方々のアンケートには、
それぞれに響いた言葉をいただきました。
先ほどのお天気を同じで、
同じ経験をしても、人それぞれ響くポイントがちがいます。

それぞれの過去の経験や、
現在のおかれている状況を通して、
同じ体験も、プリズムを通った光のように、
それぞれの色に分光されます。

恵みの雨を楽しみましょう♪

穀雨の色は、5月の花と雨の色

 

永田泰弘先生(二十四節気花暦・穀雨)